2010年6月2日水曜日

東京大学コンプライアンス体制見直しについてのお話

781です。

通報書更新のモチベーションがあがらず絶賛放置中です。すみません。
今回はモチベーション低下原因の一つ,コンプライアンス体制の変化について整理してみます。

話はセルカンの処分を待っていた1月に遡ります。
「懲戒処分の公表について」 http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_220119_j.html があったときに,「え,44万円の年度送り,停職15日の案件がセルカンより先なの?」と思っていました。

ところがこの件,見かけほど単純ではありませんでした。http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_220423_j.html によると,このときの調査委員会に関わった職員が手心を加えていたとのことです。

で,上の懲戒処分の件は実際には再調査を行った結果に基づいたものだったことが分かったわけです。懲戒調査の際に疑義が呈示されていなければそのままだったのでしょうね…

そして注目するべきところは調査に関わる理事についてです。1月時点で調査委員会に問題があったことが明らかでありながら,年度が変わって理事を退職させて「遺憾の意」を表明するだけ…

さて,話変わって教育研究評議会の議事録 http://www.u-tokyo.ac.jp/gen01/b02_04_j.html を見てみましょう。H22.3.17の議案20です。「コンプライアンス体制の見直し及びなんちゃらかんちゃらについて,原案通り承認された」と。(おまけ:議案30,31あたりも見所)
この議事録,「原案通り承認された」ばっかりで内容が全然分かりません。それぞれの議案に配布資料があったようですが,それは公開されてません。

ということで旧コンプライアンス体制の一つであり,私が通報に使った競争的資金の不正使用防止サイト http://gaibushikin.adm.u-tokyo.ac.jp/huseitaisaku/ を見てみましょう。
H22.4.8にコンプライアンス関係の規定が一斉に改正されたことが発表されています。

変更点が書いてないので何がどう変わったのか分かりにくいですが,実際に通報した私にはすぐ分かる変更点があります。コンプライアンス室が無かったことになっているのです。不正通報の窓口責任者はコンプライアンス室長(理事)だったのが本部法務課長になっています。様々な事務は研究費適正管理推進室が担うことになっています。

機構図 http://www.u-tokyo.ac.jp/gen01/b02_01_j.html はまだ4月時点のままなのですが,コンプライアンス室は解体されたのでしょうかね。良く分かりません。それに法務課ってどこなんでしょうね。44万円の件も課長3人副課長1人が関わっているんですけど何課なんでしょうね。

…はぁ。コンプライアンス体制の見直し中に通報書送りつけるのも面倒だなぁ…となってしまっています。なんなんでしょね。

(首相&幹事長辞任の日に何書いてんだろうと思いつつ…)

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