2010年4月4日日曜日

「現状のご連絡」?

セルカン氏のブログで「現状のご連絡」と称する記事が出てますね。
管理人から現状のご連絡です。
セルカンは、3月28日までで東大を自己退職しております。2月頭から辞意を表明していましたが、ようやく自己退職が認められ、東大からその旨の書面も発 行されています。その後、3月30日より兵役のためトルコへ出向いています。軍へはこちらからメールも電話もすることができません。管理人は、自己退職 後、本人から事情を聴取することもなく突然に決行された今回の発表に大変驚いています。そして、管理人はセルカン自身が自分で提出した辞職願いについて、 なかなか対応をしてもらえなかったことから、辞職願いの扱いについての問い合わせを確認してもらうように依頼した弁護士にお話を伺いました。それにより、 その弁護士が東大の事務の方に、セルカンの辞職願いの扱いを問い合わせたところ、いきなり懲戒処分に関する通知が届いたこと、そしてそれに驚いた弁護士が 懲戒処分に関しては依頼を受けていないと説明したにも関わらず、辞職願いに関して依頼されている以上、懲戒処分に関しても依頼されていることになる、と強 弁し、セルカンに対して実質的には弁明の機会を与えないまま、本人が母国の兵役に出発してしまい連絡がとれない間に、懲戒処分を強行してしまった。とお聞 きして、管理人はその強引な取り進め方に更なる驚きを感じています。

多くの皆様が今回の報道をご覧になり、このブログを訪ねてくださることを考え、本人とは連絡が取れない状態でございますので、せめて管理人個人が得ている 情報のみをこちらで開示させていただくことと致しました。
2010.04.04     
まずは http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_220402_j.html の通り,東大の発表上は退職の届出は3/15です。例え研究室のせんせーに言ったって何も意味がありません。それとも,教授が管理職として人事の責任を負ってるのですか?

また,懲戒解雇の処分がそんな一方的なものであるはずが無いでしょう。東京大学教員懲戒手続規定(http://www.u-tokyo.ac.jp/gen01/reiki_int/reiki_syuki/syuki09.pdf )の第6条に弁明の機会の付与があります。発表の中には審議の経緯は書いてありませんが,当然この規定に基づいているはずです。

母国の兵役? あれ? 体調不良で休職中の大佐がいきなり実戦投入されるんですか? あらあら,それは凄いですね。そもそも,体調不良から自己都合退職をするのにどうしてトルコで兵役に行こうと思ったのでしょうね。いやはや。

(東京大学教職員就業規則 http://www.u-tokyo.ac.jp/gen01/reiki_int/reiki_syuki/syuki01.pdf の第17条では自己都合退職は30日前までに文書をもって願い出なければならない,というのもあるんですけどね…)

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